中国ビジネスを加速する中国語教育/中国ウェブマーケティング

イーチャイナTOP > トピックス > 中国インターネット発展状況ユーザのアクセス方法

中国インターネット発展状況ユーザのアクセス方法

2009/02/23 15:55

  • 印刷
  • RSS
  • ソーシャルブックマークへ投稿
    • はてなブックマークに追加
    • Buzzurlにブックマーク
    • del.icio.usに追加
    • この記事をLivedoorクリップにクリップ!
    • Yahoo!ブックマークへ追加
    • newsing it!
    • この記事をChoix!
    • イザ!ブックマーク
インターネット技術の進歩と発展に伴い、中国のユーザのアクセス地点、接続方法などに変化が見られるようになった。CNNICの調査結果を分析することで、ユーザのアクセス方法、更には中国のインターネットの発展状況を全面的に理解することができる。
 1、アクセス地点
 67.9%のユーザが自宅でインターネットを使用している。41.1%のユーザは会社で利用しており、24.5%がインターネットカフェ、パソコン教室、18.2%が学校、2.1%がモバイル・インターネット、0.4%が図書館、0.5%がその他という結果がでている(図3-1)。この結果より、自宅と会社がユーザの主なアクセス地点であることがわかる。
図3-1 ユーザのアクセス地点(%)
図3-1 ユーザのアクセス地点(%)
 自宅でアクセスしているユーザの比率が前2回の結果より高くなってきており、66.1%、67.0%から67.9%へと上昇している。会社でアクセスしているユーザは前2回の調査より減少しており、43.6%、42.7%から、41.1%へと減少している(図3-2)。学校でアクセスしているユーザは第13回調査時は18.4%で、第14回調査時に20.6%に増えているが、今回は18.2%に減少している。インターネットカフェでアクセスしているユーザの比率は前2回と比べると多少増加しており、20.3%、22.0%から24.5%になっている。図書館でアクセスしているユーザの比率は前回より下がっており、0.5%、1.8%から0.4%に減少している。モバイル・インターネットのユーザは第13回の0.6%から第14回で2.2%に増加し、今回の調査では大きな変化はなく、2.1%という結果がでている。その他の場所でアクセスしているユーザは前2回の0.1%から0.5%に増加している(図3-3)。
 家庭用パソコンの普及、ブロードバンドの開通、及びインターネットのコストの低下により、多くの家庭がインターネットに接続するようになり、それに応じて自宅が主なアクセス地点となっている。中国の情報化社会の発展で、アクセス場所が拡大し、アクセス条件も改善されてきており、更に便利になってきている。
図3-2 過去調査のアクセス地点、自宅と会社の比率(%)
図3-2 過去調査のアクセス地点、自宅と会社の比率(%)

図3-3 最近3回の調査の学校、インターネットカフェ等のアクセスの比率(%)
図3-3 最近3回の調査の学校、インターネットカフェ等のアクセスの比率(%)
 2、使用工具
 デスクトップパソコンを使用しているユーザの比率は95.3%で、ノートブックパソコンを利用しているユーザの比率は12.5%であり、デスクトップパソコンが主体であることがわかる。一部のユーザがパソコンと同時に、移動端末、情報家電等を使用している。
 最近11回の調査結果では、パソコンを使用するのと同時に移動端末、情報家電等を使用するユーザは年々増えており、2000年1月の調査では20万人だったユーザ数が現在では350万人に達している。5年間で330万人増加、半年前と比べると90万人増加しており、増加率は34.6%である。去年の同時期と比べると136万人増加しており、増加率は63.6%である(図3-4)。この結果から、パソコンでインターネットを利用しているユーザが大多数であるが、移動端末、情報家電等を使用しているユーザも急速に増加しており、ユーザの使用工具が多様化してきていることがわかる。
図3-4 その他の工具を使用するユーザ数(万人)
図3-4 その他の工具を使用するユーザ数(万人)
 3、アクセス方法
 ユーザのアクセス方法は異なる方法でアクセスしているユーザ数と異なる方法でアクセスしているコンピュータ数の調査結果により知ることができる。第15回のCNNIC調査結果によると、中国の9400万人のユーザのうち、専用線でアクセスしているユーザ数は3050万人で、ダイヤルアップ接続をしているユーザ数は5240万人、ISDNでアクセスしているユーザ数は640万人、ブロードバンドでアクセスしているユーザ数は4280万人である(図3-5)。中国の4160万台のインターネットに接続しているコンピュータのうち、専用線でアクセスしているのは700万台、ダイヤルアップ接続が2140万台、その他の方法が1320万台である(図3-6)。ユーザの状況とコンピュータの状況で、ダイヤルアップ接続が現在最も多い方法で、ブロードバンドでアクセスしているユーザ数とコンピュータ数も急激に増えていることがわかる。
図3-5 ユーザのアクセス方法(万人)
図3-5 ユーザのアクセス方法(万人)

図3-6 コンピュータのアクセス方法(万台)
図3-6 コンピュータのアクセス方法(万台)
 インターネットを利用するユーザ数は、専用線でアクセスしているユーザが前回と比べ半年で180万人増加しており、去年同時期と比べると390万人増加している。ダイヤルアップ接続をしているユーザ数は半年で85万人、去年同時期と比べると324万人増加している。ISDNでアクセスしているユーザ数は半年で40万人、去年同時期と比べると88万人増加している。ブロードバンドでアクセスしているユーザ数は半年で1170万人、去年同時期と比べると2540万人増加している(図3-7)。この結果より、ダイヤルアップ接続が主要なアクセス方法であり増加傾向にあるが、増加の速度は弱まってきており、専用線、ISDNでのアクセスが少しずつ増えてきている。ブロードバンドでアクセスしているユーザ数が急激に上昇しており、増加率が高い。
図3-7 最近4回の調査のそれぞれのアクセス方法のユーザ数(万人)
図3-7 最近4回の調査のそれぞれのアクセス方法のユーザ数(万人)
 コンピュータでは、専用線でインターネットにアクセスしているコンピュータ数が、前回と比べ、半年で48万台、去年同時期と比べると105万台増加している。ダイヤルアップ接続をしているコンピュータ数は半年で43万台、去年同時期と比べると195万台増加している。その他の方法でアクセスしているコンピュータ数は半年で439万台、去年同時期と比べると771万台増加している(図3-8)。ダイヤルアップ接続が主要なアクセス方法であるが、増加の速度が弱まってきており、同時に専用線でアクセスしているコンピュータ数とその他の方法でアクセスしているコンピュータ数が増加傾向にあり、特にその他の方法でアクセスしているコンピュータ数の急激な増加が見られる。
図3-8 最近4回の調査のそれぞれのアクセス方法のコンピュータ数(万台)
図3-8 最近4回の調査のそれぞれのアクセス方法のコンピュータ数(万台)
 インターネットのユーザ数の増加率は、専用線でアクセスしているユーザ数の増加率が6.3%で、前2回の調査の13.6%、7.9%と比べると増加率が下がっている。ダイヤルアップ接続をしているユーザ数の増加率は1.6%で前2回の調査の9.2%、4.9%と比べると増加率が下がっている。ISDNでアクセスしているユーザ数の増加率は6.7%で、前2回の調査の12.7%、8.7%と比べると増加率が下がっている。ブロードバンドでアクセスしているユーザ数の増加率は37.6%で、前2回の調査の77.6%、78.7%と比べると増加率が下がっている(図3-9)。それぞれのアクセス方法の増加率は異なるが、専用線、ISDN、ブロードバンドの増加率はダイヤルアップの増加率を上回っており、ブロードバンドの増加速度が一番速いことがわかる。
図3-9 最近3回の調査のそれぞれのアクセス方法のユーザの増加率
図3-9 最近3回の調査のそれぞれのアクセス方法のユーザの増加率
 インターネットにアクセスしているコンピュータ数の増加率では、専用線でアクセスしているコンピュータ数の増加率が7.4%で、前2回の調査の調査の15.5%、9.6%と比べると増加率が下がっている。ダイヤルアップ接続のコンピュータ数の増加率は2.1%で前2回の調査の11.8%、7.8%と比べると増加率が下がっている。その他の方法でアクセスしているコンピュータ数の増加率は49.8%で前2回の調査の72.6%、60.5%と比べると増加率が下がっている(図3-10)。それぞれのアクセス方法の増加率は異なるが、専用線の増加率がダイヤルアップの増加率より高いことがわかる。
図3-10 最近3回の調査のそれぞれのアクセス方法のコンピュータの増加率
図3-10 最近3回の調査のそれぞれのアクセス方法のコンピュータの増加率
 インターネットにアクセスしているコンピュータ数の中で、ダイヤルアップ接続の比率が51.4%を占め、前回の調査結果の57.7%と比べると半年で6.3%減少しており、去年の同時期の調査結果の63.0%と比べると一年で11.6%減少している。専用線は16.8%を占め、前回の調査結果の18.2%と比べると半年で1.4%減少しており、去年の同時期の調査結果の19.2%と比べると一年で2.4%減少している。その他の方法は31.7%を占め、前回の調査結果の24.3%と比べると半年で7.4%増加しており、去年の同時期の調査結果の17.8%と比べると一年で13.9%増加している。コンピュータのアクセス方法の主な方式は現在ダイヤルアップ接続であるが、ダイヤルアップ接続のコンピュータの占める比率は徐徐に減少してきており、専用線でアクセスしているコンピュータも最近3回の調査で減少傾向が見られ、その他の方法でアクセスしているコンピュータ数の比率が増加してきている。
図3-11 最近4回の調査のそれぞれのアクセス方法のコンピュータの比率
図3-11 最近4回の調査のそれぞれのアクセス方法のコンピュータの比率
 インターネットのユーザ数、コンピュータ数、増加率、比率等の結果分析で、ユーザのアクセス方法はダイヤルアップが一貫して主流ではあるが、その増加速度は遅くなってきており、専用線、ブロードバンド等のその他の方法がユーザに受け入れられ、使用されてきており、アクセス方法の多様化が明らかに見られる。
 以上から、ユーザは主に自宅からアクセスし、デスクトップパソコンを使用し、ダイヤルアップ接続をしていることがわかる。しかし、アクセス地点は広がっており、新しい工具や、アクセス方法がユーザに受け入れられ、使用されてきている。将来技術の発展、インターネットの更なる普及につれ、ユーザは多くの場所、多くの工具、多くの方法で、更に便利にインターネットが使用されるようになるだろう。

トピックス

MORE